Ubuntu非公式派生ディストリの日本語対応状況

VirtualBox上のLinux Mint 16, Zorin OS 8.1, Bodhi Linux 2.4.0を日本語化していて思ったのですが、
基本的にUbuntu非公式派生ディストリは公式派生ディストリに比べて日本語対応状況が悪い傾向があります。

例えば、普段サブノートで使っているXubuntu 13.10だと日本語でインストールしただけで、
日本語表示と日本語入力ができるようになりました。

更に、Ubuntu Japanese Teamのリポジトリからの追加パッケージをインストールすれば、
日本語関係の不具合もほとんどなくなります。

ここにかいてある方法でUbuntu Japanese Teamのリポジトリを追加して、
追加パッケージをインストールすることができます。
Ubuntuの日本語環境 | Ubuntu Japanese Team


しかし、非公式派生ディストリだと上記の方法だけでは完全な日本語化ができないことが多いです。

まず、公式派生ディストリだと、日本語でインストールしたときに、
ibus-anthyが自動的にインストールされますが、
非公式派生ディストリだとIMがインストールされません。

なので、自分でインストールしなければなりません。

Ubuntu 13.10をベースとしたディストリであれば、
基本的にim-setup-helperで手軽にIMとIMEが導入できます。

しかし、Linux Mint 16等一部のディストリでは使えないので、
手動でIMをインストールしなければなりません。

最低限の知識がれば問題なく出来る作業ですが、少し面倒です。


ちなみに、今私はLinux Mintでfcitx-anthyが使えないバグと奮闘しています。