Debian 6.0.4
Debian 6.0 (squeeze)にr4が登場しました。
Debian JP Project News
アップデートされていること以外はr3と同じ仕様です。
Debianは定期的にポイントリリースをしますが、わざわざ再インストールをしなくてもアップデートさえしておけば十分です
(新バージョンになったときは面倒ですが)。
Debian 7.0 (wheezy)は2013年に登場する予定なので、2012年中に再インストールする必要はないようです。
再インストールせずにバージョンアップすることも可能ですが、かなり至難の技です(Debianの場合は)。
Debianは歴史が長いために癖が強く、私でも上手く扱えません。
インストールしてアプリケーションを使うことくらいなら私でもできますが、内部をつつくことはできません
(表面的な部分は扱えるので、通常利用は可能です)。
DebianからUbuntuに乗り換えたユーザーが多い理由もよく分かります。
Debianは古典的で保守的ですが、バグが少なく安定性は高いです。
なので、昔からDebianを使っているユーザーは今でもDebianを使っている人もいます。
しかし、openSUSEやVine Linuxから乗り換えるユーザーはとても少ないですね(Debianはやはり扱いにくいので)。
私もUbuntuがメインなので、Debianを極めるつもりはありません(メリットがないので)。
個人規模のサーバーを構築するのでしたらUbuntuやCentOSで問題ないので、Debianをわざわざ使う必要はありません。
なので、最近Debianの存在が薄れてきていますね。